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2016年9月4日日曜日

今度こそは翡翠を、富山県境海岸で石拾い |思い出その四|

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石の人

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Toumo

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石拾いの旅|富山県境海岸


石拾い 海 富山県境海岸

2015年9月22日。

昨日は糸魚川海岸、通称ヒスイ海岸での石拾いだったけど、翡翠は全くとれなかった。

僕が求めていたそれっぽい石は拾えたものの、満足のいくものではなかった。
思ったより石拾いは思い通りにいかない。むしろ拾えば拾うほど、こんなものじゃない、もっといい石があるはずだという気持ちが強くなってくる。
これはいけない。元々の石拾いの動機と違ってきている気がする。
僕のやっている石拾いは石の個性の面白さ+海の思い出だったはずだ。
ただ石の個性を求めるがあまり、希少性のある石や結晶、宝石っぽい美しさといった、どちらかと言えば鉱物収集に近い気持ちがまじり始めている気がしてきた。
石ころ拾いと鉱物収集の違い明確ではないが、その境で葛藤があることは確かだ。
まあそういうことはまたいつか書くとして、ひとまず石拾いを始めよう。

同じ糸魚川周辺でもう一度石拾いというのも考えたけど、翡翠がとれる海岸は新潟県糸魚川から富山まで続いている。せっかくなのでと富山県境海岸に場所を変えて拾うことになった。
あいの風とやま鉄道、越中宮崎駅より徒歩1分。海が近い!

石拾い 海 富山県境海岸

海岸についた。
それにしても、さすがここもヒスイ海岸。みんな翡翠を探している。
海岸に、下を向いている人しかいないというのは初めて見る光景だった。
串本や菖蒲沢海岸では人がいないか、釣り人か、家族で磯遊びといった感じだった。

今回一緒に旅をしているデザイナーK、昨日の糸魚川での石拾いがデビューだったんだけど、早くもこなれた感じで石をひょいひょい拾っている。
やり手のデザイナーだけあって、2回目の石拾いで、なかなかいい石を拾ってみせてくる。競争心がでてくるでてくる。
2人以上で石拾いに行くと、少しゲーム的な感覚になる。まあそれはそれで面白い。

正直言うと落ちている石は糸魚川海岸と同じか、面白みに関しては、境海岸の方が低い。
昨日も拾っているし、きれいな海もさんざん見ていたので特に自然への感動も薄れている。
翡翠も全く落ちている気配はない。

石拾い 海 富山県境海岸

石拾いをそこそこに、座って休憩。
心地よい風、透き通る海。良い石がある海は大体きれいだ。
ただ波が強い。石拾いに気を取られていると、すぐに足を波に襲われてびっちょびちょになってしまう。
休憩を終えたらまた石拾いしたけど、そこそこに引き上げた。

石拾い 海 富山県境海岸

糸魚川市に戻ったが、東京行きの新幹線までまだ時間があったので、地下40mのトンネルにある駅、「筒石駅」に行ってみた。
この駅、結構怖い。人がいない。ホーム近くには駅員がいたのでホッとしたが、、。
駅内は常に19℃をキープしているらしく、ひんやりしている。

駅から外へでると、日が沈もうとしていた。
思い出に海辺の夕日を見ようといそいで海の方へ走った。


石拾い 海 富山県境海岸

ああ、、。心にしみる風景、日本は美しい。

石拾い 海 富山県境海岸

夕日に照らされた船がエモーショナル。

石拾い 海 富山県境海岸

この海の町をしっかりと目に焼き付けた、、。
っておい!電車間に合わんくなるぞ!新幹線ギリだぞ!
走った走った。またゆっくりこの町を散策したい。

石拾い 海 富山県境海岸

そんなわけで今回の石たち。
まずは昨日の新潟県糸魚川の石。これはなかなか良いのではないか。
これぞ「石ころ」な石を拾えた気がする。不思議なもので、ちょうどいいサイズ感というは、何となく石の人の間で共通認識がある。
片手で握れる、鶏の卵前後くらい。



石拾い 海 富山県境海岸

実は、25カ所の石拾いを終え、日記を書いている今、石の選抜メンバーを作っている。
美しく繊細なうす水色の石や、
絶妙にひびの入った黒い石は、選抜メンバーに選ばれた。
うす水色の石については1、2を争うくらい気にいっている。
→いままでに拾ったいろいろな石



海で拾った石|富山県境海岸

石拾い 海 富山県境海岸


次に今日の富山県境海岸の石。ベージュに黒の斑がある石がゴマフアザラシみたいで可愛らしい。このような石がこの海岸ではいくつもあった。ただこの石以外は、糸魚川海岸と比べてぱっとしない。翡翠も結局とれなかった。



石拾い 海 富山県境海岸


ベージュに黒の斑の石の存在感がとにかくすごい。欲を言えば、もう少しきれいにまんまるだったらなあ、こういう石は形が命。

というわけで、今回の満足度は70%。
ようやく石拾いを成功させた気がする。菖蒲沢もよかったけどあれはちょっとゴツゴツしていた。やっぱり石ころは、ころころしていた方が楽しいんだな。よくわからん。


それでは、さようなら。


次回 思い出その五は、石と海なのに、川の話。




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